月兎耳(ツキトジ)
ベンケイソウ科カランコエ属
葉っぱがうさぎの耳のようにふわふわ。
モニラリアに引き続き、うさ耳多肉植物です。
月兎耳は日光を好むので、日当たりの良い場所が必要です。
ただ夏場の直射日光は葉焼けを起こすことがあるので注意。
成長期は春秋、冬は休眠します。
月兎耳の実生に挑戦、発芽せず
2019年5月、多肉植物の種子3点セットで購入。
腰水で管理していましたが、数か月経っても発芽せず。
後々調べてみたら、月兎耳の実生は難しいみたいですね。
葉挿しだと簡単に増やせるみたいなので、
ホームセンターで苗を買うことにしました。
月兎耳の葉挿し
最初に写真を撮り忘れたので、すでに3枚ほど葉が取れた苗ですが。
こちらも上の方にまだ伸びて成長しています。
~他サイトで拝見した、葉挿しのポイント~
https://www.solxsol.com/blog/contents/howtoincrease/solxsol_hazashi
・元気な苗から葉を取る場合は、お水をあげた直後ではなく、すこし乾燥させた状態にしてからにすると、葉が取れ易い。
・葉のつけ根から子どもがでてくるので、つけ根がきれいでないと、子どもが出てこないこともある。
・ざく切りにして維管束から子株をはやす方法。ある程度大きくて勢いのある葉っぱは切断された葉脈から子株をはやすことができるようです。
これらを参考にして、つけ根から丁寧に葉を取り、
表面にほんの少し切れ目を入れてみました。
先端がちぎれてしまったのは偶然でしたが、
つけ根と切断面との比較ができるかもしれません。
およそ2週間後、つけ根から子ども葉と根が出てきました。
その後もつけ根の子が大きくなっています。
やはり、葉のつけ根から発芽するようです。
切断面から出るには、葉の元気や気温が足りなかったかな?
冬なのに頑張ってすくすく育っています。
夏だったらもっと成長していたのかも。
とりあえず、葉挿し成功です!
自然に落ちた葉も
水をあげすぎたせいか、元の苗が弱ってきて、
自然と葉が3枚落ちてしまいました。
落ちた葉も土の上に置いていました。
こちらもつけ根から芽が出てきました。
今回は根より葉が先に出ている印象です。
それぞれ大きくなってきました。
下の写真の子は、つけ根がきれいではなかったから出てくるのが遅かったのかも。
つけ根が多少ななめでも、しっかり乾燥すると発芽することがわかりました。
今後は、暖かく成長期になったら水を与えていこうと思います。
<追記>
月兎耳の成長記録更新しました。
栽培環境:北海道、室内、窓際
ライト :植物育成ライト使用
(朝6時から15時まで照射)
水やり :土が乾いたら霧吹き
(冬はほぼなし)
用土 :「多肉植物を楽しむ培養土」
鉢 :プラスチックミニ植木鉢